本と対話と哲学と

テツドク!@東京のアーカイブ

2018年11月3日 アーレント『活動的生』6回目

日 時 : 2018年11月3日 14時~17時

場 所 : 大田区民会館

講 師 : 三浦 隆宏さん(椙山女子大学)

テーマ : アーレント『活動的生』より「行為」について

参加人数 : 10名

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参加者コメント(抜粋)

・少し話が長いかな、と思った。

・古田さんのインタビューを読んで、すごく同意した。私は常套句がいやでしょうがない。

・もう少し話し合えたらよかった。

・もっと対話になると面白かったと思う。

・とても楽しかった。

 

参加者からリクエストのあった哲学者・本・テーマ

古代ギリシア哲学

ハイデガー(2名)

・ショウペンハウエル『自殺について』

 

★概要

当初の予定時間は14時から16時までであったが、会場が17時まで借りれたので、17時まで使用できた。

結果的にいつもより1時間多い、実質3時間のテツドクになった。

 

『活動的生』のなかでも「行為」の章は重要な部分ということもあり、参加資料を含めてテキスト類が豊富で、3時間でもカバーしきれない内容となった。

 

時間配分としては、講義の部分が厚めで、対話にはあまり入り込めなかったので、コメントでその点について不満を述べる人が見られた。

 

講義内容を解りやすくするため新聞の切り抜きの資料が配布されるなど工夫が凝らされたが、内容を「易しかった」と評価する人もいれば「難しかった」と評価する人もいて、理解度には幅がみられた。

 

適正な難易度への調整は参加者の力によって変わってくるところがあるので、正解はないかもしれない。

 

対話がほとんどできなくて、質疑応答に終始してしまうスタイルは今回に限らず、最近よく見られる傾向だが、今回の参加者は対話を期待していた人が多かったせいか、その点に関しての不満がみられた。