本と対話と哲学と

テツドク!@東京のアーカイブ

2019年6月30日 サルトル『実存主義とは何か』

日 時: 2019年6月30日

講 師: 永井 玲衣さん

場 所: 東京ウィメンズプラザ(渋谷)

テーマ: 実存主義ヒューマニズムである

参加人数: 13名

参加者のコメント

・永井さんの話、質問への対応がわかりやすく、参考になった。後半の対話も活発で、楽しい時間を過ごせた。

・難しかったですが、難しいことに悩むことに意味があると思うので、大変有意義だった。

・後半のディスカッションがよかった。

・永井さんの講義は面白くてわかりやすかったが、対話は散漫だった。

・周りの方が哲学に詳しいので、圧倒された。

・自分の意見が変化していって、面白かった。発言はあまりできなかった。

サルトルのことを全く知らずに、事前に本を読む時間もなく、不安だったが、丁寧な講義と易しい対話の問いの設定のおかげで、とても楽しかった。これから、自分で問いを深堀していくのが楽しみ。

・永井さんの説明は私の興味をとてもひくものだったし、分かりやすくて良かった。

・彼女(永井さん)はよい。

・たくさんの人のお話が聞けて良かった。

 

参加者からリクエストのあった哲学者・本・テーマ

フランクル

オルテガ『大衆の反逆』

・愛について

吉本隆明

構造主義

プラグマティズム

アリストテレス形而上学』『二コマコス倫理学

 

★概要

満足度は100%、なかでも「とても満足」が73%で、ライプニッツマルクス・アウレリウスの回(50%)を上回り過去最高だった。

他にも、参加年齢が10代から70代まで幅広い年齢層であったこと、難易度が難しいから易しいまで振れ幅が極大だったことなど、過去に例のない結果が続出した。

 

参加者コメントの内容も多様性に富み、様々な意見が見られたが、講師の講義が分かりやすくて面白かった、という点では共通していた。

後半の対話の評価は若干割れたが、こちらも好意的な意見が大勢を占めた。

 

参加人数が多かったこともあり、今回の対話は机を取り払い、椅子を円形に並べて、参加者が全体を見渡せる状態で行った。

講師の巧みなさばきもあり、対話はうまく回せていたと思う。

 

また、今回は参加希望者が多く、事前に定員(20名)に達したので、参加者の締め切りを行ったが、このような事態はアンケートを取り始めてから初めてであった。