本と対話と哲学と

テツドク!@東京のアーカイブ

2018年9月15日 ライプニッツ「保険論」 備えあれば憂いなし

日 時 : 2018年9月15日 15時~17時

場 所 : アーキシップライブラリー&カフェ(横浜・関内)

講 師 : 佐々木 能章さん(東京女子大学

テーマ : ライプニッツの『保険論』を読む

参加人数 : 8名

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参加者のコメント(抜粋)

ライプニッツはどこか良い人という印象があったが、その通りだと思った。

ライプニッツのことはほとんど知らなかったので、勉強になった。

ライプニッツの多面性についてその一端を理解できた。

・実践的なテーマでわかりやすく、面白かった。

 

参加者からリクエストのあった哲学者・本・テーマ

・カント

アリストテレス形而上学

 

★概要

テーマ「保険論」が哲学対話の題材としては変化球だったことと、開催日が3連休の初日であったこと、また開催地が横浜だったこともあってか、参加者が少人数だった。

 

逆に、少人数だったのが幸いしてか、満足度は高かった。

 

テーマが実際的なものであったためか、満足度のわりにコメントの厚みがあまりなく、参加者への知的刺激の熱量はさほど感じられなかった。

 

参加者の年齢層が30,40,50代と中年世代に限定されており、若年層、年配層の参加がなかった。

 

これは過去開催回でも、ヘーゲルの3回目と今回だけの参加者年齢構成であり、テーマの訴求層が限定的であったことを示唆している。

 

今回は若干、対話の時間が短くなってしまった。

哲学と保険論という接続しにくいテーマの設定と講義・対話の相性を考えると、結果的に講義部分の時間が多くなったのは、仕方がなかったともいえる。