日時: 2018年7月7日 15時~17時
場所: アーキシップライブラリー&カフェ(横浜・関内)
講師: 杉田 正樹さん(関東学院大学)
テーマ: モンテーニュ『エセー』を読む
参加人数: 15名
参加者のコメント(抜粋)
・現在、偏ってしまう世の中を少し中心に戻してくれるきっかけになった。
・基本的な知識がないので、理解しづらかった。
・ぶれないしなやかさについて考えてみたい。
・モンテーニュの「一人を好む」というテーマに関心を持った。
・資料にあった「店裏の部屋」はぶれない生き方に重要。
・素晴らしいお話をありがとうございました。
・哲学者らしくない抽象論ではない人生観が興味深かった。
・初参加ですが、和やかで解りやすい講座だった。
・死についての話はとても共感できた。
・モンテーニュの一人を好む気質はどこからきているのか。
・一人で哲学書を読むのも楽しいが、皆さまと考察を深めるのも楽しい。
参加者からリクエストのあった哲学者・本・テーマ
・カント
・パスカル
・アラン
★概要
参加者の3割近くが杉田さんの講座の生徒さんだったこともあって、総じて好意的な結果だった。
雰囲気的にも終始和やかで、逆に言えば、議論が熱く展開する、という方向にはいかなかった。
モンテーニュの『エセー』自体、哲学書というよりも人生観に近いところがあるので、議論が観念的にならずに参加者それぞれが自分の生活・人生にひきつけて考えることができたのかもしれない。
豊富な参加資料もエセーの理解に役立つ有用なもので、モンテーニュの解説に活躍した。