本と対話と哲学と

テツドク!@東京のアーカイブ

2018年7月7日 モンテーニュ『エセー』

日時: 2018年7月7日 15時~17時

場所: アーキシップライブラリー&カフェ(横浜・関内)

講師: 杉田 正樹さん(関東学院大学

テーマ: モンテーニュ『エセー』を読む

参加人数: 15名

f:id:mitajiro:20200705181501p:plain

f:id:mitajiro:20200705181526p:plain

f:id:mitajiro:20200705181550p:plain

f:id:mitajiro:20200705181604p:plain

f:id:mitajiro:20200705181619p:plain

参加者のコメント(抜粋)

・現在、偏ってしまう世の中を少し中心に戻してくれるきっかけになった。

・基本的な知識がないので、理解しづらかった。

・ぶれないしなやかさについて考えてみたい。

モンテーニュの「一人を好む」というテーマに関心を持った。

・資料にあった「店裏の部屋」はぶれない生き方に重要。

・素晴らしいお話をありがとうございました。

・哲学者らしくない抽象論ではない人生観が興味深かった。

・初参加ですが、和やかで解りやすい講座だった。

・死についての話はとても共感できた。

モンテーニュの一人を好む気質はどこからきているのか。

・一人で哲学書を読むのも楽しいが、皆さまと考察を深めるのも楽しい。

 

参加者からリクエストのあった哲学者・本・テーマ

エピクロス

・カント

ショーペンハウエル

パスカル

マルクス・アウレリウス

・アラン

 

★概要

参加者の3割近くが杉田さんの講座の生徒さんだったこともあって、総じて好意的な結果だった。

雰囲気的にも終始和やかで、逆に言えば、議論が熱く展開する、という方向にはいかなかった。

モンテーニュの『エセー』自体、哲学書というよりも人生観に近いところがあるので、議論が観念的にならずに参加者それぞれが自分の生活・人生にひきつけて考えることができたのかもしれない。

豊富な参加資料もエセーの理解に役立つ有用なもので、モンテーニュの解説に活躍した。