日 時: 2015年4月19日 15時00分~17時00分
場 所: 神保町 カフェ・クラインブルー
テーマ: 『純粋理性批判』を読むということ
講 師: 寺田 俊郎さん(上智大学)
参加人数: 14名
参加者のコメント(抜粋)
・純理を読みつつヒュームに寄り道をした自分に驚いた。
・カントと確率論の話題が出なかったのに物足りなさを感じた。
・学生時代によくわからなかったのが、わかって良かった。
・前提となる知識が多すぎてつまらない。「面白い」といわれることがわからない。
・論点が多すぎて、掘り下げ不足の感あり。
・非常にレベルが高く、楽しかった。
・カントの歴史背景についての解説(フランス革命、キリスト教など)があったら、良かった。
参加者からリクエストのあった哲学者・本・テーマ
・デカルト
・ラカン
・もっとわかりやすいもの
★概要
易しい、難しい、面白かった、面白くなかった、わかった、わからなかった、と評価の幅が広かった。
純粋理性批判はテキスト自体が難解なため、各参加者のレベルや興味にそった内容ですすめることは、もともと困難だったと思われる。
参加者は20代から70代まで年齢層が幅広く、興味の深さ(熱心さ)やレベルにも相当差があったように見受けられた。
総じて、もともと興味が深く、哲学書等に慣れている層で満足度が高く、そうではない層には解説等の導入部分の弱さを指摘する傾向がみられた。