日 時:2017年5月21日 15時〜17時
場 所:神保町 カフェ・クラインブルー
講 師:玉地 雅浩さん(藍野大学)
テーマ:『顔の現象学』を読む
参加人数:12名
参加者のコメント(抜粋)
・顔がテーマになっていたので、考えやすかった。
・本が厚くなくてよかった。先生の語り口が良かった。
・講師の話を聞く時間なのか、どんどん発言していくべきなのか区別が分からず、戸惑うことが多かった。
・難しかったけど、面白さもあった。
・カフェ内の音楽が気になって集中できなかった。(同意見2名)
・講師のお話だけでなく、参加者のお話も興味深かったです。
・哲学書を読むという学術的な勉強と臨床哲学らしく実体験の共有を両立するのは難しく、また楽しく感じた。
・最初は解釈が不安だったが、流れに乗れた。テキストとレジュメの顔と<顔>は表記を合わせてくれると有難かった。
・テキストと直接関係のない質疑に時間をとられすぎ。
・本を読んでいなかったので、本を読んでみようと思った。
参加者からリクエストのあった哲学者・本・テーマ
・ヴォルテール「寛容論」
・カミュ「シシュポスの神話」
・玉地先生の身体論
・カント「実践理性批判」
★概要
現代日本の哲学書がテーマだったからか、参加者の関心事における「テツドク」の比率がここ1年では際立って低かった。
「テツドク慣れ」していない参加者が多かったためか、コメントでも進行に戸惑ったという意見が散見された。
講師の玉地先生が普段関西で活動していることもあり、東京のテツドクとは若干スタイルが違った面(ざっくばらんな感じ)があったかもしれない。
喫茶店内の音楽(BGM)がうるさかったという意見が何人かから上がった。
途中からボリュームが上がったのではないか、という指摘もあり、店内環境で進行上無視できない不利益を被ったといえる。
会場の選定に関しては、今後の課題になるだろう。