日 時 : 2019年1月6日 14時30分~16時30分
場 所 : ウィメンズプラザ東京(渋谷)
講 師 : 大熊 玄さん(立教大学)
テーマ : 鈴木大拙『無心ということ』を読む
参加人数: 19名
参加者のコメント
・意見の出し方、対応等、とても勉強になった。
・話を聞いているとわかったような気になる時とやはりわからないという気になったりすることの繰り返しだったです。
・議論の振り返りのために、専用のフェイスブック等(参加者のみ閲覧可)を設けて、議論をつなげてほしい。
・大拙の言う無心は有心も何もない状態ではないことを知ることができて、とても良かった。
・いろんな日常の生活の話が出て、面白かったです。
・有心について関心が湧きました。
・様々な意見を伺えて、充実した時間でした。
・東洋系は難解。大熊さんのさばきにはいつも感心する。
・無心について様々な議論をしたのは生まれて初めて。科学技術との対比で議論してみたい。
・事前にテキストを読めるともっと考えが浮かんで、より深いディスカッションになったかも。
・時間があっという間で、楽しかったです。
・気後れしてしまい、発言できなかった。次回参加するときは、自分の考えをしっかり述べてみたい。
・言葉が区別を生む、と言う言葉が印象に残った。
・前半、もう少し焦点を絞った方が良かった。
参加者からリクエストのあった哲学者・本・テーマ
・ギリシア哲学
・マルクス・ガブリエル
・鈴木大拙
・宗教哲学
・関口存男
★概要
正月明けにもかかわらず、参加者19名と大勢集まった。
直近の東洋哲学、西田幾多郎第3回(2018年8月)も19名集まったことを考えると、日本の哲学に対して関心の高い層が増えていると言えるかもしれない。(ちなみに全体では過去34回の平均参加者数は13.3人)。
今回、評者は不参加だったので、詳細は不明だが、コメントの内容からは、参加者の意見が活発で、充実した内容であったことが伺える。
事前のテキストがあったほうが準備ができて、議論のハードルが下がるのでは、と言う意見があったが、以前に用意したテキストだけ取得して本番には不参加する人が相次いだため、現状では見送りになっている。
また、テツドクのフェイスブック等で参加者同士による議論の振り返りができる場をつくってはどうか、という意見があった。
検討の余地はあるが、管理面も含めて現状では難しいと思われる。